昨晩はMacの設定やら何やらで、午前3時過ぎまで起きていた。
それでも今朝は8時過ぎに起きて、朝のワイドショーを見た。
そんなこんなで、眠い日曜日。
先週お客さんから某地方劇団の公演チケットを貰っていて、昨夜の作業の続きもしたかったので、行くか行かまいか迷ったが、行っておかなければ後でまずいかなと思い、とりあえず行くことにした。
どうせそれほど大したものではないだろうという印象だったので、チラッと見てすぐ帰ろうと思っていた。
客もそんなに入っていないだろうと踏んでいたのだが、予想を大きく覆す大盛況ぶり。知事まで来ていた。
舞台の内容はというと、色々と心に傷を負っているお遍路の一行が、遍路旅の中で「希望」とその大切さを見出していくという極々ストレートで地元色一杯の題材をミュージカル形式で繰り広げるというもの。
ストーリーに工夫などというものは皆無で、真っ当すぎる“きれいごと”のオンパレードだった。
が、途中で抜けて帰るつもりだったのが、結局2時間の公演をフルで観劇し、終盤には涙も出そうになっていた。
舞台の「力」は凄い。特にミュージカルのLIVE感の持つパワーはスゴイ。
物語がストレートだからこそ、そのエネルギーはそのままに観客にぶつかってくるのだろう。
“きれいごと”は、人生における「結論」だと思う。
「きれいごとを言うな」などと言うべきではない。
「きれいごとばかりでは生きていけない」なんてのは、結局ただの言い訳で、絶対にきれいごとばかりで生きていく方が良いに決まっている。
そんなわけで、なかなか良い時間を頂いたと思うわけで。
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