おヒサシネマ! 「メン・イン・ブラック」

久々鑑賞☆おヒサシネマ!

 

1500年前地球は宇宙の中心と考えられていた
500年前まで地球は平ら
15分前まで君は宇宙人を信じていなかった
常識なんて儚いものさ

という台詞は、トミー・リー・ジョーンズが新人エージェントしてウィル・スミスをスカウトするシーンで発せされる。
とても良い台詞で、想定以上にハチャメチャなテンションで描かれたこの映画が、頭のいい人たちによって目論見通りに作られた作品だということが垣間見える。

最新作のパート3を劇場で観たばかりで、おそらく最新作を観た多くの人が同じように思ったことだろうが、第一作目である今作を無性に観たくなり、TSUTAYAを巡り借りてきた。

久しぶりに観ると、この映画が、スピルバーグを筆頭にエンターテイメントとしてのSFの何たるかを熟知している人たちによって、表面的に伝わる娯楽性以上に”しっかり”と作られていることがよく分かった。

主演俳優二人の絶妙なバランスも含め、いろいろな要素がとても絶妙な塩梅で合致した幸福なエンターテイメントだと思う。

 

「メン・イン・ブラック Men in Black」
1997年【米】
鑑賞環境:DVD
評価:8点

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