トリノ五輪。競技日程半分を終わって、残念ながらいまだ日本に“メダル獲得”の吉報は無い。
もちろん毎日テレビにかじりついて応援しているわけだから、落胆の気持ちは大きいが、選手たちを責める気はさらさら無い。
彼らは、もうあの場所に立っているだけで、スバラシイのだ。
最高の舞台で、自分たちの最高のパフォーマンスを試みているその姿だけで、最高に感動的だと思う。
そんな中、特に競技自体が面白くて、日本チームの健闘も光っているのが、カーリングだ。
「氷上のチェス」とも言われるその独特の競技性と、他のスポーツにはない“知的”な攻防は、なんともエキサイティングで興味深い。
一見「これは本当にスポーツなのか?」という雰囲気を感じるが、勝負どころの妙と白熱感は、紛れもなくスポーツの醍醐味に溢れている。
そして、日本人の適性にも非常に合致する性質をもった競技で、日本がカーリングの強豪国となるのもそう遠くない気がする。
こういう普段見慣れないスポーツの面白さや楽しさを知ることができるのも、オリンピックの魅力だ。
コメント