選挙の日

いつからか、選挙の日お決まりの「選挙特番」に面白さを感じるようになっている。

昔はただひたすらに日曜夜のTV番組を独占する“鬱陶しさ”の対象に過ぎなかったのに。これもひとつの“大人になった”ということだろうか。

何が面白いかというと、もちろん国政の動向自体も気になるところだが、やはり「人間の一喜一憂」に他ならないように思う。

当人(候補者)たちにとっては当然のことだろうが、選挙とその結果というのは、全国的に一斉に行われる人間ドラマの羅列だ。

暑い中を倒れそうなほどに走り回り、持論とパフォーマンスを繰り広げ、“その日”を迎える。

その結果を受けた、それぞれの憂いと、喜びが、良い意味でも悪い意味でもとても人間的で面白い。

今回の衆議院議員総選挙は予想を大きく超えた自民党の大圧勝に終わったわけだけども、それはそれでまたドラマなわけで。

意気揚々とする自民党陣営と、落胆そのものの民主党陣営。

大差が出たからこそ、また、これからの国政の動きが興味深いものになるような気がする。

と、まあ、一介の23歳の小市民にこういうことを感じさせていることだけでも、日本の政治はまだ先があるように思う。

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