暗がり自転車

ただただ流れるように過ぎていく時間の中で、僕は一体何ができるのだろう。

人生は、夜の土手のように、自転車のライトが数メートル先を照らすだけ。

そんな中を、精一杯不安を隠しながら走り続けるしかないのか。

こぼれ落ちてしまいそうな、小さな自信を必死につかまえて、自転車をこぎ続ける。

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