強風

朝、風雨が吹き荒れ、雷が鳴っていた。

昼、強い風が雨雲を吹き飛ばして、晴れていた。

風は一日中、強かった。

僕一人の力など、この小さな世界においてもとてもちっぽけなものだ。

しかし、果てしない。

冷たい雨にも、強い風にも勝つことはない。

でも、負けることもない。

結局、どこの世界でも、何が一番というものはない。

「自分」という、極々小さい世界で№1であればいい。

たぶん、それでいい。

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