スバラシネマex「エージェント・オブ・シールド:シーズン2」“エキサイティングなヴィランのキャスティング”

スバラシネマex

評価: 7点

Story

シールドの長官であったニック・フューリーに新長官として新生シールドの再建を託されたフィル・コールソン。アメリカ政府に追われる立場から選択肢は限られている中で、彼は残された信頼できるエージェント達、そして自ら選んだ新たなメンバーを招き入れ体制を整えていく。 新たなチームで次々と襲いかかるあらゆる脅威から世界を守るべく挑んでいる最中、潜入作戦の実行メンバーが機密情報を第三者に奪われてしまう。それは第2次大戦時、シールドがヒドラから押収した最初の”084”に関する情報だった。捕らえている裏切り者の元エージェントのウォードを尋問し手がかりをたどると、奪った男クリールは“触れた物質を吸収できる”特殊能力を備えていた。そして彼の背後に、ある真実を知ることになる…。 ヒドラが探し求める未知の物体の恐るべき力とは何か?シールドのメンバーを裏切っていたウォードの真の目的とは?そして、エージェント・スカイに秘められている壮絶な過去とは?今シーズンも彼らは世界中でタフな戦いを繰り広げていく―。 Filmarksより

「エージェント・オブ・シールド シーズン2」予告編
終わりなき戦いはクライマックスへ! 全世界大ヒット映画『アベンジャーズ』のスピンオフ マーベル・スタジオが贈るアクション・ドラマ第2弾 映画史に新たな歴史を刻んだ、あの『アベンジャーズ』や『アイアンマン』シリーズなど、数々の世界的大ヒット映画を製作するマーベル・スタジオがお贈りする、本格的アクション・ドラマ『エー...

 

Review

「エージェント・オブ・シールド:シーズン1」を観終えて、もはや引き返すことはできず「沼」にハマる覚悟を決めた。
その理由は勿論、このドラマシリーズがエンターテイメントとしてシンプルに面白かったからだ。が、もう一つの大きな理由としては、「本流」である“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)”において今後展開される“フェーズ4”以降にも関わりそうな伏線めいたものを随所に感じたからだ。

そしてその予感は、間髪入れずに観進めた「シーズン2」のストーリー展開により確信的になった。

遥か昔の地球に降り立っていた異星人“クリー人”が残した遺物を巡るヒドラとの攻防から始まり、その異星人たちの策略により生み出さされた様々な超能力を携えた新人類(インヒューマンズ)との対立へと展開していくストーリーテリングは、同時期に劇場公開されていた「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」や「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」とも絶妙にリンクしており、“MCU”という世界観全体の豊潤さを感じざるを得ない。

詰まるところ、同時期のトニー・スタークをはじめとするアベンジャーズの面々は、“クリー人”なんて異星人の存在すら認識していないわけで(ソー以外)、言うなればこのスピンオフドラマの方が本流よりも先行している。

このシーズン2のストーリーラインは、主人公スカイの壮絶な出自の真相と、彼女自身が“インヒューマンズ”として覚醒していく展開とともに加速していく。

シーズン2において最も印象的だったキャラクターは、怪物的な殺人狂の医師であり実は主人公スカイの実父だったカルヴィン・ザボ。(圧倒的に美しく格好いい“ボビー”も捨てがたいが)

「あれ?見たことある俳優だな」と思いきや、演じているのは往年のスター俳優カイル・マクラクラン(往年の映画解説者淀川長治氏の口調で言いたい)。

家族を愛するがあまり、自ら怪物化し傍若無人に暴力と殺人を繰り広げるどうしようもない父親キャラだったが、シーズン最終盤では、彼が辿った悲痛な運命が明確になり、キャラクターとして極めて哀愁あふれる帰着を見せてくれる。

シーズン1のビル・パクストン然り、やはりアメコミの系譜に相応しく、ヴィラン役のキャスティングがエキサイティングだなと思う。

一気に大風呂敷を広げてきたシーズンを象徴するかのように、最終回の収束感もそこそこにして、主要キャラクターに対するまさかの展開で締められる。

この半ば強制的な興味の持続こそが、海外ドラマシリーズの醍醐味だろうと痛感しつつ、間髪入れずに「シーズン3」に突入したことは言うまでもない。

 

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」<7点>
主人公が古臭いウォークマンを取り出し70年代のヒット曲を目一杯流しつつ、荒廃した惑星を探検する。このオープニングシーンが先ずアガる。 ただ一方で、自分自身がもっと70年代のヒットチャートに造詣が深い趣向や世代であれば、もっ…more
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」<8点>
マーベルの“大祭・第二弾”。 3年前の大祭・第一弾が、奇跡的な大成功を収めただけに、この続編へのハードルは残酷なまでに高まっていたと思う。 これ程までに濃ゆいメンツを一つの映画作品に詰め込むことだけでも、その苦労は半端な…more

 

Information

タイトルエージェント・オブ・シールド:シーズン2 MARVEL’S AGENTS OF S.H.I.E.L.D.
製作年(放映期間)2014年〜2015年
製作国アメリカ
監督
ヴィンセント・ミシアーノ ジェシー・ボチコー ボビー・ロス
脚本ジェド・ウェドン モーリサ・タンチャローエン ポール・ズビゼウスキー

出演
クラーク・グレッグ
クロエ・ベネット
ブレット・ダルトン
ミンナ・ウェン
イアン・デ・カーステッカー
エリザベス・ヘンストリッジ
ニック・ブラッド
エイドリアンヌ・パリッキ
ヘンリー・シモンズ
B・J・ブリット
リード・ダイアモンド
パットン・オズワルト
エイドリアン・パスダー
サイモン・カシアニデス
カイル・マクラクラン
ルース・ネッガ
ディーチェン・ラックマン
ブレア・アンダーウッド
ルーク・ミッチェル
コビー・スマルダーズ
鑑賞環境インターネット(Disny+・字幕)
評価7点

 

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