おヒサシネマ! 「メリー・ポピンズ」

久々鑑賞☆おヒサシネマ!

 

実はミュージカル映画が好きである。
「好きな映画のジャンルは?」と聞かれて、何を置いてもそう答えるわけではないが、ミュージカルシーンを観ていると、自分の想定以上に、高揚していることに気付くことが多い。

その「高揚感」は、遠い昔から自分の中に刷り込まれているような気がする。
人生で初めて観たミュージカル映画が、この「メリー・ポピンズ」だった。そして、それはイコール人生で初めて観た実写映画と言えるのだろうと思う。
幼少時、自宅にあったこの映画がダビングされたVHSを、他のディズニー作品やジブリ作品と同様に、何度も何度も繰り返し観た。

当然ながら小さい頃は、この映画のストーリーの意味なんてまったく分かっていなかったろうと思う。
やんちゃな姉弟の前に現れた不可思議な教育係が、世にも不思議な体験をさせてくれる映画という認識に過ぎなかった。ただひたすらに楽しくて、ワクワクしながら観ていた。もちろん、それで良かったと思う。

そうして自分自身が成長していく過程で、ふいに観たくなり、何度か今作を観返した。
その度に、小さい頃は知らなかった世界観や人間模様を感じ、映画としての面白味がどんどん深まった。

自分の子供の誕生を数ヶ月後に控えたこのタイミングで、再び「メリー・ポピンズ」を観た。
またこれまでには生まれなかった感動を覚えた。

この映画は、メリー・ポピンズの魔法に彩られたファンタジーだけれど、その中心には親と子の普遍的な心のふれあいが存在する。その主軸が、この映画を決して古びさせない要因だと思う。

本当に素晴らしい映画だ。この映画を何度も何度も観られる環境で育ててくれた両親に感謝したい。

P.S.ジュリー・アンドリュースの美しい歌声と美貌は文句のつけようが無いが、メリー・ポピンズと旧知の仲の”バート”を演じたディック・ヴァン・ダイクのパフォーマンスも圧倒的に素晴らしい。

「メリー・ポピンズ Mary Poppins」
1964年【米】
鑑賞環境:BS(字幕)
評価:10点

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