「アラジン」

2010☆Brand new Movies

 

5歳のとき、幼稚園のお遊戯会で「アラジンと魔法のランプ」の劇がクラスの出し物で、僕は主役のアラジンを演じた。
ターバンとテカテカの派手な衣装を着て、セリフと音楽に合わせて踊り、ボール紙に金の色紙が全面に貼られたランプをこすった。
今思い返すと、非常に気恥ずかしいが、良い思い出だ。

そんなわけで、この千夜一夜物語(アラビアン・ナイト)の一説とされる物語に対しては、とても愛着があって、当然このディズニー作品もとっくに観たものだと思っていた。

が、ふと振り返ってみると、どうやらちゃんと観たことが無かったようだ。

観たことは無かったが、登場するキャラクターたちは、魔人のジーニーにしても、ヒロインのジャスミンにしても、あまりに有名なので、目新しさは無かったものの、終始安心して観られた。

何と言っても、ランプの魔人ジーニーのキャラクター性が抜群だ。
アラビアン・ナイトの世界観を超越したあの破天荒なキャラクター性は、ディズニー映画史に残る名プレイヤーだと思う。

あまりに有名なお伽話なので、ストーリーに特筆するようなインパクトはないが、そんなことをディズニー映画に求めるのはそもそもナンセンスだ。
突如繰り広げられるミュージカルと、青い魔人のテンションの高さに、必死についていくべき映画だと思う。

「アラジン Aladdin」
1992年【米】
鑑賞環境:BS
評価:7点

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