おヒサシネマ!「三大怪獣 地球最大の決戦」

久々鑑賞☆おヒサシネマ!

ハリウッド版ゴジラ最新作公開を目前にして、おそらくはベースになっているのだろう本作を十数年ぶりに鑑賞。十数年前と感想をピタリと思い起こさせる安定のトンデモ映画ぶりだった。

タイトルの「地球最大の決戦」が始まるまでは、まあまあ良い。
日本語をベラベラに喋る某小国の一行、「私は金星人」と連発する王女の放浪なんかもチープとハイセンスの絶妙のラインだと思う。
そして、今作で初登場となったキングギドラのインパクトとその精巧さは見事に尽きる。

と、ここまできて、怪獣同士の“最大の決戦”で大コケするのだから、正直参る。
モスラのアホ臭い説得模様(同時通訳by小美人付き)から始まり、繰り広げられるゴジラとラドンのギャグ合戦、結局ゴジラが岩を投げ続けてギドラを追っ払う……。
最後は、“平和な島としてお馴染”のインファント島に帰っていくモスラをゴジラとラドンが呆然と見送る。
なんだそりゃ。

さて、いい塩梅でハードルを下げて、“GODZILLA”を拝ませてもらおうかね。

「三大怪獣 地球最大の決戦」
1964年【日本】
鑑賞環境:インターネット(Amazon)
評価:3点

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