おヒサシネマ! 「アドレナリン」

久々鑑賞☆おヒサシネマ!

 

続編「ハイボルテージ」を観てしまって、ついつい再鑑賞。
「馬鹿映画だ」「阿呆映画だ」と連呼しつつも、やっぱり楽しいんだから始末が悪い。
そして改めて観返してみると、馬鹿映画であることは間違いないけれど、娯楽映画としての趣向は細やかに凝られているなと再確認した。

アドレナリンを出しっ放しにしないと死んでしまうという馬鹿設定を最大限に活かし、ありとあらゆる方法でテンションを上げ続ける主人公のアクションが楽しい。
主演のジェイソン・ステイサムの独特のアクションスター性があってこその作品であることは言わずもがなだが、今作におけるもう一人の功労者は、ヒロイン役のエイミー・スマートだ。
このヒロインが見せる、ときには主人公をも凌駕するハイテンションもといサイコーの“アヘ顔”こそが、この馬鹿映画のハイライトだと言っても過言ではないだろう。

そうして辿り着く衝撃的なラストシーン。
このラストシーンは、決して大袈裟ではなく、アクション映画史に残る名場面となり得ているのではないかと思える。ラストカットで既に“瞬かれている”続編への予感も含めて。

「アドレナリン CRANK」
2006年【米・英】
鑑賞環境:VOD(Netflix・字幕)
評価:7点(↑)

予告編

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