公開30年目を機に改めて3部作を観返してみて、充分分かりきっていた事だけれど、その自分自身の理解を越えて、遥かに僕はこの映画が好きだということを感じ入った。
この映画による娯楽体験こそが、僕の映画人生そのものの原点だと言って過言ではないし、同じような感慨を持つ映画はファンは世界中にいるのだろう。
焼け落ちた写真の欠片を手に取り、膨大な時間を越えて離れ離れになってしまった“友”を思う主人公。
が、次の瞬間、“友”は、今シリーズ中最も派手な描写で主人公の前に表れる。
そして最後にこう言って主人公たちを諭す。
It means your future hasn’t written yet.
No one’s has.
Your future is… whatever you make it.
(君たちの未来は、まだ白紙という意味さ。
誰もがね。
自分の未来は・・・
どんな風にも、自分で作るものだよ。)
最高。いや超最高。
「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 Back To The Future Part III」
1990年【米】
鑑賞環境:BS(字幕)
評価:10点
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