評価:
10点Story
新宿に残されたゴジラ細胞をめぐって争奪戦が展開。5年後、生命科学研究所の桐島は、抗核バクテリアがゴジラに対して有力な武器になると説き、遺伝子工学の権威・白神博士の協力で研究を進める。そんな中、白神博士は巨大な怪物“ビオランテ”を作り上げ…。 Filmarksより
Review
最新作「ゴジラ-1.0」の興奮が冷めやらず、過去のゴジラ映画シリーズ中、自分の中で屈指の作品のソフトは揃えておこうと思い立ち、初鑑賞から実に30年越しで初めて「ゴジラVSビオランテ」のソフトを購入。
僕自身が実際に初めて劇場で観たゴジラ映画はこの前作の1984年版の「ゴジラ」だったようだが、当時3〜4歳で殆ど劇場鑑賞の記憶はないので、1989年公開の本作の方が記憶も思い入れも深い。
この時代にゴジラ映画を初鑑賞できたことは、その前後のシリーズ作の遍歴を踏まえても幸福なことだったなと改めて思う。
久しぶりに鑑賞して、本作の魅力はゴジラ映画屈指の脚本力にあると思う。
原案は一般公募されており、着想やストーリーテリングが特に本作以前のシリーズ作とは一線を画し、映画作品としての魅力を際立たせている。特撮映画においては門外漢だった大森一樹を監督に起用したことも、ドラマパートの魅力に繋がっていると思う。
そこで今回は劇中の愛すべき台詞を振り返り、本作の魅力を再確認してみた。
「それがあなたの言う科学ですか」
「原爆とゴジラにひどい目に合わされた日本が、ゴジラ細胞から核を超える兵器を作っても、決して悪いとは思わんがね」
「ファイヤーミラー、セットオン」
「兄弟などではない文字通りの分身だ」
「噂のヤングエリート集団か」
「アーメン」
「勝った方が我々の敵になるだけです」
「永遠の植物が死ぬはずがない」
「女の子でも我々のチームの戦力です」
「薬は注射より飲むのに限るぜ、ゴジラさん」
「本当の怪獣は、それを作った人間です」
「バットマンみたいだった」
結局のところ、高嶋政伸演じる黒木特佐と、峰岸徹演じる権堂一佐が最高だよな。


Information
タイトル | ゴジラVSビオランテ GODZILLA VS. BIOLLANTE |
製作年 | 1989年 |
製作国 | 日本 |
監督 | |
脚本 | |
撮影 | |
出演 | |
鑑賞環境 | Blu-ray |
評価 | 10点 |
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画像引用:https://ayamekareihikagami.hateblo.jp/entry/2017/10/31/235940
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